Osomaki67のブログ

個人的な備忘録兼日記にしたいと思います。

海外で使えるSIM airBalticCard を日本で使ってみました。

海外で使えるSIMが多数販売され、日本で入手可能です。

そこで、海外旅行に行く毎に、SIMを選ぶのが面倒で、使用期間が限定されているため、電話番号も毎回変わるのは嫌だ。と、いうような気分でこれをを検討してみました。

PacificSIM by airBalticCard です。

試験には古いスマホで、海外用のXperia M2 D2303を使いました。OSのバージョンは5.1.1でした。

購入したSIMを入れて、電源をONすると、NTTドコモの電波を捕まえました。

下記等を参照しながら、登録、アクティベーションを完了させました。

参考:
https://sanpobiyori.net/airbalticcard/
https://simdojo.jp/archives/76511766.html
https://note.mu/kawanet/n/n249d9f0c6888
https://airbalticcard.com/information/mobile-web/
https://airbalticcard.com/

さて、いよいよ試験です。

データローミング用の日本向け格安パッケージが見当たらず、1ユーロ/10MB程度のパッケージしか無いので、この試験は止めておきました。したがって、スマホのモバイルデータ通信をOFF、データローミングをOFFにしました。

まずは、日本の電話から、購入したSIMの電話番号に電話してみます。何の問題もなく着信しました。お金がもったいないので、応答せずに切りました。

次に、購入したSIMを入れたスマホから日本の電話に電話してみました。何か変です。直ぐに切れてしまいます。購入先に問い合わせしたところ、通話は3Gの電波限定であることが判明しました。そこで、スマホの優先ネットワークをGSM/WCDMAに変更して、再トライしました。多少、進展はありましたが、それでも繋がりません。

横浜の場合は下記のようにダイアルすれば良いとの連絡がありました。

*146*008145*******#

何かわかりませんが。USSDコードなるものが実行されるようになりましたが、

それでも繋がりません。

困りました。

スマホの端末情報で、機器の状態(SIMステータス)を見てみると、電話番号が「不明」となっています。ということは、非通知でCall Backされているのかと思い、日本の電話の非通知通話拒否を解除してもらいました。

無事、接続されました。 

SMSも試行しました。SMSの場合は、008190********で発信できました。但し、料金が高いです。0.85ユーロ/件でした。受信は無料のようです。

いろいろ試行錯誤して、かかった費用は複数の通話発信が合計で3.12ユーロ、着信は無料、複数のSMS送信が合計2.55ユーロで、合計5.57ユーロのお遊びでした。

海外で使った結果を後日報告できるといいな。

最近の技術はよくわかりません。電話番号はSIM提供会社のサーバー上にあるのでしょうか? 電話が着信したからといって、端末に電話番号が固定されているわけではなく、他のID?を使用して通信していると考えるしか無いような気がします。発信する場合は、他のID?を使用してSIM提供会社のサーバーに接続し、実際はこのサーバーから発信されると考えると操作方法と辻褄が合います。すべて想像の推論?でした。

通話のローミングと、データローミングは別物でデータローミングには渡航する国で最適なプランを別途購入する必要があることに留意して、ひとまず終わります。

 2019/06/23 追記:

ロンドンからは+81で日本の電話につながって、コールバックもなかったとの情報もあります。テザリングも使えたようです。もう少し時間をかけて、事例検証していきたいですね。