AI 事始め1:まずは、環境調査から ソフトウェア編
AIの計算に使用するソフトウェアは、tensorflowと言うらしい。
tensorflowに使用できるハード、ソフト条件を調べてみた。
ハードの項目では、NVIDIA® GPU card は Compute Capability 3.5以上とあるから、GT-710は仕様的には、セーフか。
ソフトの項目では、TensorFlow supports CUDA Toolkit 9.0. とあるから、Nvidiaの最新版CUDA Toolkit 10.0は使えない。また、深層学習に使用する、cuDNN SDK は、(>= 7.2)となっているので、Nvidiaの最新版cuDNN v7.3.1 (Sept 28, 2018), for CUDA 9.0が使える。
というわけで、まずは、「設定・アプリと機能」でCUDA Toolkit 10.0.130をuninstallして、CUDA Toolkit 9.0. (Sept 2017)とcuDNN v7.3.1 (Sept 28, 2018), for CUDA 9.0をinstallしました。
肝心のtensorflowの最新情報が見つかりません。ここを見ても、最新の日付がFebruary 15, 2017 で内容がAnnouncing TensorFlow 1.0です。1年以上前の情報です。そんなはずはないので、探し回りました。GitHubにありました。
最新の版は、TensorFlow 1.11.0で8日前にリリースされたばかりです。ということは、先に調べたハード、ソフト条件は正しいのかな? 取り合えず信じないと前に進めないので信じるとしても、要注意で監視が必要です。ところで、tensorflowのインストールの方法は? packageに"windows"がありません。windowsPCにPythonをインストールして使うらしいです。Create a virtual environment (recommended)などややこしそうなので、後回しにします。
しかし、Hardware requirementsとして重要な情報が記載されていました。
Starting with TensorFlow 1.6, binaries use AVX instructions which may not run on older CPUs.
つまり、最新のTensorFlow 1.11.0では、"Core i3/i5/i7" 以降のCPUは使えるが、それ以前は使えないです。Core2Duoが使えない。残念でした。
オマケで下記の情報がありましたので、再出発する時のためにMEMOしておきます。
使用するPackageは下記。
/gpu/tensorflow_gpu-1.11.0-cp36-cp36m-win_amd64.whl
ということは、最新のTensorFlow 1.11.0がインストールされることが期待できる。
まずは、PC(CPU)を探さねば始まらない。